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日本画 松村呉春

湖村漁舍圖 松村呉春

日本画・松村呉春は1742年に生まれた日本の画家です。京都にある四条東洞院に住んでいたことと、教育者としても優れていたのか門下も大勢いたことで松村呉春は一派は四条派とも呼ばれていました。若い時に大西酔月に師事をして、まずは漢文を学ぶところから文化活動はスタートします。そして、さらに技術や知識を身につけたいと思った松村呉春は与謝野蕪村に師事をしていくことになります。この辺りから、本格的に絵画の道へ進むことを決意し今以上の努力を重ねていきました。そこで多くを学んだ松村呉春なのですが、基本的に中国の明清時代を彷彿とさせるような作品、そして蕪村の画風の良いところである詩情的な山水画であったり人物画などを得意としました。順調に絵画生活を送っていった松村呉春なのですが、師である与謝野蕪村がこの世をさります。師を失った悲しみが大きくのしかかりましたが、絵画への新しい道を開拓するため円山応挙に師事をします。この出会いが転機となり、松村呉春は今までの詩情的な雰囲気は残しながらも一転写実主義に傾倒します。南画の基礎的な基盤に円山派の画風を掛け合わせたような抒情的でありながらも叙事的な雰囲気の作品を中心に描き続けることになるのです。その評価は高く、円山の門下による大乗寺障壁画製作事業にまで参加することになりました、掛け軸などにも作品を多くのこす松村呉春なのですが、やはり後の四条派の筆頭であるべく人間だけあり、その繊細で独特な画風には重みがあります。写実主義に一転したとはいえ、物まねをするのでは無く、独自の画風に円山の写実的な教えを落とし込み独自の簡素化された筆遣いを会得します。難し過ぎない誰にでも分かるようなタッチと構図で描かれる松村呉春は、美術の専門家はもちろんですが、絵画を詳しくしらない人でも分かりやすく人気がありました。また、門下には優秀な人物が多いことでも有名で岡本豊彦、柴田義董などを輩出しているのです。自らの芸術を傾倒しながらも崩すことのなかった松村呉春。彼の功績は大きく讃えられるべきなのです。

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